白髪が増え始めると、髪のパサつきが気になり始めてはいないでしょうか?
白髪に悩むことなどなかった黒髪のときと比べると、見た目のツヤ感が無くなってしまいごわごわ、パサパサとして手触りも良くない。
同年代であっても黒髪か白髪かだけの見た目で印象が大きく変わってしまいます。やはり、ツヤのある黒々とした髪だと若い印象を持たれます。
白髪だけで老けて見られるなんて悔し過ぎる!手間はかかってしまうかもしれませんが、白髪をカラーでお手入れしつつ、パサついた髪質は自分でもある程度改善させることができます。
白髪はなぜパサつくのか?
年齢とともに髪も老化します。これには女性ホルモンが大きく関係しており、年齢とともに徐々に女性ホルモンが低下することで白髪が増え、髪のハリやコシが失われていきます。特に40代から50代にかけては急激な減少が始まり、それにより
・髪がまとまらない
・ボリュームが無くなった
・髪が細くなってきた
・分け目が目立つ
・髪のクセが年々強くなっている…
などといった髪の変化が現れます。どれも髪の老化による自然現象なのです。
老化以外にも、髪まで十分栄養が行き届かなくなったことが原因で白髪になります。栄養が行き届いていないということは、人間と同じで元気がなくなり髪は栄養失調状態。黒髪と比較すると、結果は一目瞭然。栄養がない白髪がパサつく理由が分かりますよね。
また、白髪は黒髪よりも水分量が少ないので髪がパサついてしまうのです。メラニン色素が詰まった黒髪に比べ、白髪はメラニン色素が無くスカスカの空洞状態なのです。知らなかっただけで、このように白髪がパサつく原因がたくさんあるのです。
白髪染めもパサつきの原因
髪のパサつきは上記のこと以外にも、繰り返す白髪染めも影響しています。市販の白髪染めは、美容院でのカラーに比べるととても安価で手軽に手に入ります。また、自宅で隙間時間に手軽に染めることができるのも市販の白髪染めのメリットです。
その分、美容院の白髪染めに比べ傷みやすいことがデメリット。美容院では美容師がお客様の髪の状態、ダメージの程度に応じて薬剤を調節しています。ダメージの強い部分には髪のパーツごとで薬剤を塗り分けるなど、ダメージを最小限におさえた染め方をしています。
市販の白髪染めは手軽に、そして安く手に入り便利なメリットがある反面、誰が使ってもしっかりと染まるようあらかじめ強い薬剤が使われているので、髪は痛み大きなダメージを受けパサついていくのです。
パサつく白髪にはトリートメントが必須
パサついてしまう白髪、カラーリングによるダメージを受けた白髪にはトリートメントが必須です。美容院でカラーリングと同時にトリートメントをすると髪がしっとりと潤い、その手触りに驚くことと思います。
また美容院のトリートメントだけでなく、市販のトリートメントを使って毎日ケアすることも髪のパサつきには大きな効果があります。そんな自宅でできるトリートメントにはいくつか種類があり、その種類によって効果も違ってきます。一般的なトリートメントをいくつかご紹介します。
洗い流さないトリートメント
- オイルトリートメント
オイルトリートメントで髪の表面をコーティングすることで摩擦やドライヤー、アイロンの熱によるダメージから髪を守ります。髪の表面がオイルでコーティングされるのでツヤ感が出て、さらに手触りも良くなります。オイルと聞くとベタつきを気にする方も多いのですが、つけ心地は軽くサラッとしています。
- ミルク(クリーム)タイプトリートメント
髪の内部に浸透しケアするタイプのトリートメントです。保湿力の高い成分が含まれたトロッとした髪になじませやすいトリートメントで、保湿効果がパサついた髪の内部までしっかり補修します。しっとり重い質感で髪のパサつきをおさえます。
- 洗い流すトリートメント
シャンプーをしたあとに髪になじませ、少し時間を置いたあとに洗い流します。シャンプーとコンディショナーの間にひとつ作業が増えるので、手間がかかる分髪の内部への浸透力が高いのが洗い流すタイプのトリートメント。髪の内部と外側の両方から髪をケアします。
トリートメントは「髪にツヤを出す、髪にハリを与える、しっとりとした髪質にする」といった効果をもたらします。この効果は全て白髪でパサつく髪にとって必要なもの。
髪に栄養が行き届いてないのであれば、毎日のトリートメントを習慣づけて髪の内部に栄養を補ってあげましょう。パサつくのは白髪のせいだと諦めず、ツヤやコシのある髪質をトリートメントで取り戻しましょう。
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