白髪と無縁の生活をしていたころは、自分の好きなヘアスタイルやヘアカラーを楽しむことができたと思います。ですが、白髪が目立ち始めると今まで楽しむことができていたヘアスタイルやヘアカラーも「白髪が目立ちにくい髪型」が中心となっていませんか?
好きなオシャレ染めも楽しめず「白髪を隠す」ことに必死になってしまい、ヘアスタイルを楽しむことを忘れてしまっている方も多いはず。でも大丈夫です!白髪が気になり始めてもおしゃれなヘアスタイルを諦める必要はありません。白髪が目立ちにくい、自然でオシャレなヘアスタイルを提案します。
白髪染めを極力減らしてダメージを最小限に
残念ながら、一度生えてしまった白髪が元の黒髪に戻る可能性は低く白髪が増え始めてしまったからには、定期的な白髪染めをしていかなければなりません。白髪染めに限らずカラーリングは頭皮や髪へのダメージが少なからずあります。
白髪のない人は髪にダメージを感じた時は、カラーせず地毛の色でヘアアレンジを楽しむことができます。ですが、白髪が多い人はそうはいきません。染めずに放置すれば白髪が伸びて老けてみられてしまいます。
白髪染めをやめられないのであれば、その期間をなるべく伸ばしてヘアカラーのダメージをおさえることができるような、白髪をカバーするヘアスタイルやヘアカラーを取り入れてみませんか?
白髪が目立ちにくいヘアスタイル
- 分け目をぼかす
普段分け目はどうされていますか?昔からクセがついている分け目だという人が多いのではないでしょうか?頭頂部の分け目にある白髪は目立つので、人の目に付きやすい白髪です。それなのになぜか分け目に多くの白髪がかたまっていたりするんですよね…。
自然とはっきり分かれるいつもの分け目の位置を変えてみたり、白髪を避けて「ジグザグ」に分けてみたりする簡単な方法で意外と白髪が目立ちにくくなります。
- 分け目をなくす
分け目に加えて髪の生え際や顔周りの毛、これも白髪の多い場所のひとつ。それならいっそのこと分け目を無くしてみてはどうでしょうか? 前髪を高い位置から深く取って厚めに作り、生え際をカバーするのです。顔周りにある白髪も前髪で隠れることで目立ちにくくなります。
生え際の白髪を隠すヘアスタイル
- 前下がりボブ
白髪が多くても工夫をすればヘアスタイルはいろいろと楽しむことができます。その中でも、自然に白髪をカバーできるヘアスタイルとしておススメなのが、重めの前下がりボブです。ボブはボーイッシュなイメージを持つ方が多いと思いますが、実はとても女性らしい大人のヘアスタイルなんですよ♪
女性は30代後半から40代ごろに女性ホルモンが徐々に減少することで髪のボリュームダウンに悩んでいる人も多く、そんなボリュームの悩みも一緒に解決してくれるのが後頭部にボリュームを持たせたボブスタイルです。
重めにカットすることで自然と髪全体にボリュームがでます。また前下がりのボブは顔周りの生え際部分、こめかみ部分の目立つ白髪を隠してくれます。前下がりにカットされているので、髪を耳にかけなくても自然にスタイルが決まります。
白髪が目立ちにくいヘアカラー
- ハイライトを取り入れる
白髪染めの場合明るい色だと白髪が染まらないと思っている方、多いのではないでしょうか。ですが、美容院であれば白髪染めでも明るいヘアカラーを楽しむことができます。
確かに暗い色の方が白髪にはしっかりと色が入るので染まります。ですが、暗い髪色は白髪が生えてきたときに白髪が浮いて目立ってしまうデメリットがあります。ですので、白髪が多くても逆に少し明るいカラーで白髪を目立ちにくくして楽しんでいる人が増えています。
また、細かいハイライトを入れることで白髪をぼかす効果もあります。ハイライトとはベースである色に対して、部分的に明るい色を入れて全体的に立体感のあるヘアカラーにする方法です。部分的に白髪が多いのであれば、白髪部分を中心に細かいハイライトを入れてあげることで、白髪が伸びてきてもハイライトとなじんで分かりにくくなります。
このように白髪が増えてきても「ただ白髪を染める」のではなく、白髪をぼかしながら「ヘアスタイルを楽しむ」ことで、ヘアスタイルのオシャレの幅を広げてみませんか?
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